さくらVPSでLaravelアプリを構築しようとしています。
前回はやることを整理しました。
さくらVPSでLaravelアプリを構築 Part-1|ゼロから始めるLaravel勉強会
今回は、さくらVPSの設定をするところから始めます。
方法については「貧困エンジニアU」さんのYouTube動画を参照していきます。
Laravelをインストールする手順を詳しく解説します。さくらVPSにPHPのフレームワーク[中級者向け] – YouTube
OSの再インストール
標準OS
CentOS8 x86_64
スタートアップスクリプト>>利用
LAMP(@OFFICIAL)
あとは自分の公開鍵も登録。
これでOSを再インストールします。
公開鍵の変更
先程登録したSSH接続用の公開鍵が、パスフレーズが必要なものでした。
これだと、後のGITによる自動更新のときに支障がでるので、公開鍵の変更を行います。
まずは自分のMacBookにて
$ ssh-keygen
で、新たに鍵を作成。
scp id_rsa.pub root@VPSのIPアドレス:/root/.ssh/id_rsa.pub
これで公開鍵ファイルをサーバーにアップロード。
前のファイル”authorized_key”を削除し、id_rsa.pubをauthorized_keyに名称変更。
MacBookに戻って、
.sshフォルダにあるknown_hostsファイルからVPSのIPアドレスを検索し、これを削除。
.sshフォルダにあるconfigファイルにて
Host newssh HostName IPアドレス User root IdentityFile ~/.ssh/id_rsa Port 22 TCPKeepAlive yes IdentitiesOnly yes
に変更。
これでパスフレーズ無しのSSH接続ができます。
ただし、22ポートを開けっ放しにするのは危険なので、開発が終わったらさくらVPSのポ「パケットフィルタ」機能を使って制限をかけます。
PHPバージョンの変更
こちらのURLにターミナルから入力するコマンドの一覧があります。
CentOS8にLaravel8をインストールする手順(動画あり) – うえむ日記(仮)
$ php -v
で、PHPのバージョンを確認。
$ dnf install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm
と、これを入力すると
Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8
というエラーが発生しました。
CentOS8で日本語化する際にエラー(Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8)が発生した際の対応方法 | インフラエンジニアの技術LOG
CentOS8の日本語パックをインストールすると解決するようなので、
$ dnf -y install langpacks-ja
これで日本語パックがインストールされます。
$ dnf install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm
まだエラーは出ましたが、再起動すると消えるようなので、このまますすめます。
PHPを無効にする
$ dnf module disable php
php 7.4をいれる
$ dnf module install php:remi-7.4
BCmath拡張をインストール
$ dnf install php-bcmath
remiのパッケージからcomposerをインストールできるようにする
$ dnf –enablerepo=remi install composer
Laravelのインストーラーをインストール
$ composer global require laravel/installer
composerを$PATHに追加
私の方は
$HOME/.composer/vendor/bin
を追加してlaravelのPATHが認識されました。
動画ではこの後、Laravelをインストールされているのですが、gitで同期を取るようにするので、Laravelのインストールは後からにします。
まとめ
これでLaravelをインストールする準備ができました。
次回はgit環境をつくっていきます。