ConoHaのCentOSでLaravelを動く環境まで構築できましたが今度はGitをいれたいとおもいます。
ただし、yumでGitをインストールすると古いバージョンのgitがインストールされてしまうので、最新版をいれたいとおもいます。
ConoHaのCentOS7に最新版のGitをインストールする
こちらのサイトを参考にさせてもらいました。
CentOS7に最新版のGitをインストールする方法/ハジプロ
Gitの依存ライブラリをインストール
sudo yum -y install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker
* ConoHaのCentOS7で下記のライブラリをインストールすると、後で “/bin/sh: cc: command not found”というエラーが発生します。(リカバー方法の説明を後でしていますので、とりあえずこれですすんでも大丈夫です)
最初からgccをインストールしておく場合は、下記のコマンドをお使いください。
sudo yum -y install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel gcc perl-ExtUtils-MakeMaker
Gitのソースを取得する
Gitのソースは下記のサイトにて確認できます。
Index of /pub/software/scm/git/
↓ 2018/5/6の時点で下記のバージョンが最新っぽい
https://mirrors.edge.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.9.5.tar.gz
CentOS7にGitをインストールする
「cd」コマンドで「/usr/local/src/」ディレクトリに移動。
$ cd /usr/local/src/
Gitのソースファイルをwgetで取得します。
sudo wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.9.5.tar.gz
圧縮ファイルを展開
sudo tar zxvf git-2.9.5.tar.gz
Gitのディレクトリに移動
cd git-2.9.5
makeする
sudo make prefix=/usr/local all
ここで、私のサーバーでは下記のエラーが発生しました。
GIT_VERSION = 2.9.5 * new build flags CC credential-store.o /bin/sh: cc: command not found make: *** [credential-store.o] Error 127
ぐぐってみると下記のサイトを発見。
Amazon Linux に 最新のGit(ver.2.9)をソースからインストールする – Qiita
エラーは、makeをするためのccコマンドが使えないということでした。
なので、gccをyumでインストールします。
Sudo yum -y install gcc
もう一度!
sudo make prefix=/usr/local all
うまくいったら、
sudo make prefix=/usr/local install
Gitがインストールされたかどうか確認
git --version
↑ versionの前の-は2個です。 “ーー”
2018年5月6日時点の最新版はgit-2.17.0.tar.gzだった!
文字列でソートされていたため、最新版の「git-2.17.0.tar.gz」を見落としていました。